OSAKA:民生委員兼暴力団員
世間の大阪府に対する偏見を裏付けるようなニュースだ。
大阪府警が詐欺容疑で暴力団員の男を逮捕した際、自宅に民生委員の表示が貼ってあったというのである。逮捕容疑の詐欺というのが、また暴力団員の身分を隠して信用金庫に口座を開設、リフォーム代名目で300万円の融資を受けたというもので、民生委員にもなっていたというのと同根な感じがある。
それはともかく、記事には以下のように記されている。
市によると、欠員に伴い市が厚労省に推薦。12年12月に委嘱され、翌13年に再任された。自治会長やPTA役員を歴任しており、「地域の事情を把握し、責任感、指導力も高い」として推薦した。近所の女性は「気さくな人柄であいさつもきちんとする人。暴力団員とは信じられない」と驚いた。厚労省は「聞いたことがない。市に事情を問い合わせる」としている。
厚労省の反応はともかく、46歳で自治会長やPTA役員もやったというのであるから、地域社会への貢献はかなりあったのかもしれない。民生委員も再任されている。
民生委員さんのお仕事は、まともにやればかなり大変な仕事であり、逆にやる気がなければ、全くの名誉職に堕してしまうわけで、そのあたりはどうだったのだろうか?
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