news:偽メールと削除請負人
「2ちゃん」削除名目で詐欺容疑=男逮捕、国会偽メール仲介者-警視庁
インターネット掲示板「2ちゃんねる」に書き込まれた誹謗(ひぼう)中傷記事を削除する名目で、東京都国分寺市の男性医師(43)から現金105万円をだまし取ったとして、警視庁碑文谷署は23日までに、詐欺容疑で、会社役員容疑者(40)=目黒区柿の木坂=を逮捕した。
民主党に偽メールを紹介した人のようである。あまりはっきり書かれていないが、当時の前原代表が信用失墜の憂き目を見て、自殺者まで出したスキャンダルのことであろう。
そのメールを紹介したというのは、結局、政治家にニセ物を紹介して陥れるという行為をしたということか。
今回逮捕された容疑も、トラブル解決を餌に金をだまし取るという、虚飾に満ちた行為である。その上非弁行為。おまけに偽メールのときと名前が違うのである。
昔、弁護士以外の者でウェブ上のトラブルを解決するというサービスをしていた人が結構いた。例えばアダルトサイトに申し込んでクレジット決済をしたところ、解約したのにクレジットカードへの請求が止まらないといったトラブルが代表的であった。
今有名になっている方の中にもそういうサービスをしていた人がいて、非弁行為に近いというか見方によっては非弁そのものだと思っていた。
その当時は、ウェブ上のトラブルが「法的」トラブルとは認識されず、今で言えばゲームの中でのお話のようなイメージで捉えられていたように思う。だからそのゲームに参加していない一般の法律家は、話を聞いても非弁行為が現に行われているとは思えなかったのであろう。
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