proces:殺人未遂で訴追されても手続的ミスがあれば釈放
Justice. Poursuivi pour meurtre mais libéré pour erreurs de procédure
ポアチエの法事情についての予習というわけではなく、偶然だが、ポアチエでのニュース。
殺人未遂で2012年1月以来勾留されていた被告人が、手続的ミスを理由に釈放されたそうだ。
記事はあまりはっきりしないし、フランス刑訴には明るくない私の読解力の限界もあるのだが、ある兵士と乱闘となり、ナイフで刺して殺人未遂に問われた20歳の男性被告人が、勾留されている間、保釈審理を求めても裁判官にアクセスできなかったという。
これは裁判所の手続的ミスによるものであり、弁護人によると欧州人権条約違反になるということで、釈放の決定を受けたというニュースである。
保釈申請を受け付けられても、否認している限りは証拠隠滅のおそれがあるとされて保釈されない我が国から見ると、ミスがあったとはいえ、裁判所がそれを認めて、現に釈放するということに驚いてしまう。
極東の自称先進国はアフリカの弁護士さんから中世の刑事手続だと言われ、国を代表する大使どのが反論できずにシャラーップと言っちゃうレベルであるから。
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