yahoo!グループの終焉
下記のようなメールが来た。
誠に勝手ながら2014年5月28日(水)午後3時(予定)をもちまして、Yahoo!グループはサービスを終了いたします。サービス終了に伴い、2014年4月16日(水)午後3時(予定)よりページ上での
閲覧を除くすべての機能を停止し、サービス終了までの期間をお客様によるご
利用データのバックアップ保存期間とさせていただきます。
【サービス終了までのスケジュール】 ◆2014年4月16日(水)午後3時〜 ・パソコン版主要機能の停止 ・モバイル版サービス終了 ・過去メッセージダウンロード機能(パソコン版)提供開始 ※グループの管理者は過去のメッセージのデータをブリーフケースに保存でき、 メンバーは管理者が保存したデータをダウンロードできる機能です。◆2014年5月28日(水)午後3時 サービス終了 全コンテンツ消去
いわゆるグループウエアは、yahooだけではないし、yahooは少々使いずらいということもあったし、yahoo!グループが終了するのは個人的にはあまり痛手ではない。家族で使っていたグループは代わりがいるし、その際、またわがままを言う家族が出て来るのではないかと嫌な予感がするが、まあ大した問題ではない。
問題は、インフラとして多くの人々が使っていたネットワークサービスが、このようにある日突然、一方的になくなってしまうリスクが顕在化したということだ。
特にストレージサービスだけならともかく、サーバ側のシステムに依存すればするほど、ブログでも、アーカイブでも、さらには各種クラウドサービスでも、サービスプロバイダ側のサービス終了は利用者にダメージをもたらす。
今回のYahooのようにダウンロード期間を確保する余裕があれば良いが、倒産やシステムダウンなどの突然の終了ほど怖いものはない。
そして、便利になればなるほど、ユーザ側でバックアップを取っておくことは非現実的で、バックアップもシステムに依存すれば倒産リスクなどは同様にかかってくる。
ここは一つ、サードパーティによるクラウドサービス利用者のためのバックアップサービスが欲しいところだ。小規模個人ユーザにそうしたサービスがあれば、利用者のリスク低減に役立つ。
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コメント
ヤフーのグループというサービスが終焉するのであって、孫正義率いるヤフーグループが終焉するのではないことを注意して読む必要がある。
投稿: 佐々木稔 | 2013/12/25 08:53