news:ヤクザには車の任意保険加入も認めない
というニュースが報じられているが、懸念はまさに以下の点にある。
任意保険をかけずに車を運転する組員が事故を起こした場合、被害者の補償をどうするかという新たな課題も生まれている。
自賠責は強制保険であるから、自動車の所有に伴い当然に加入せざるを得ないのだが、任意保険はそうではない。
そこで暴力団排除ということになるのだが、結局のところ、ヤクザに車をぶつけられれば、ヤクザ自身から取立てなければ損害賠償を得られないということになり、これはもう泣き寝入りしかないではないか。
ヤクザに対して訴えを提起し、判決を得て強制執行をするという一連の法的手続を、しかも引き受けてくれる武闘派な弁護士さんも必要になる。
車というのは、気をつけていても事故に至るし、自己の相手をあらかじめ選ぶことも出来ないのだぞという当たり前のことを、改めて確認しておきたい。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 令和6年能登半島地震(2024.01.02)
- news:あの神戸市で組体操を強行し、51人も怪我をさせた(2019.10.08)
- やりがい搾取に根性論で応じるけど、それでいいのかOlympique(2019.08.11)
- Disparue;ティフェンヌ・ベロンさんを探せ(2018.10.30)
- FLASH:山尾しおりさんへの取材が酷いらしい(2017.11.10)
コメント
民事介入暴力対策委員会所属の弁護士で引き受けることになるんでしょうね。組長訴訟とか債権者破産まですすむんでしょう。
投稿: 岡本哲 | 2013/11/22 00:48