東大生によるWEBテスト代行業
これはアウトだろう。Hayato Ikedaさんが紹介批判しているが、同感だ。
ウエブテスト代行.comというサイトで、現役東大生が就職活動をサポートとバックアップするという。そこまでは良いが、その目玉が以下のようなものだ。
この度は東大生によるウェブテスト代行サービス、『ウェブテスト代行.com』をご覧いただき誠にありがとうございます。当サイトでは、就活を終えた現役東大生のメンバーがあなたに代わってウェブテストの代行を行うサービスを提供しています。試験は、国内大手企業にはじまり外資系企業が実施している高度な試験から、悪問、奇問と呼ばれるような就活生泣かせの試験まであらゆる就活試験に対応しています。
試験を代行するメンバーは、昨年度就活においてトップクラスの内定獲得実績を誇っている東大生ばかりです。各々がそれぞれに得意な分野を持ち、あなたが狙う企業にあわせて試験で最も高得点を出せるメンバーが完全バックアップ致します。
エントリシートの添削やアドバイスならともかく、テストを現に代行すると言うのは、文字通りやるなら替え玉受験にほかならない。
例として掲げられているウエブテストは、以下のとおり。
日本エス・エイチ・エル社製の玉手箱シリーズ
同社製のWeb-CAB
ヒューマネージ社製のTG-Web
イー・キュー・ジャパン社製のリクルーティングウィザード
これらがそんな簡単に替え玉受験可能なシステムなのかどうかは分からないが、仮にそうだったとして、替え玉受験した得点を自己の得点と偽って企業に提供し、その結果採用されたとすれば、民事責任(少なくとも雇用契約の無効ないし取消)と、場合によっては刑事責任(詐欺)が成立する余地があるだろう。
暴力団員が身分を隠してゴルフプレーをするよりも悪質という評価も可能だ。
加えて、上記各社がウエブテストとして例示されているが、ウエブテスト代行.comのサイトでこうして引用されれば、それらのテストを替え玉受験で突破できると表明しているようにも見える。そのように言えるとすれば、通常人の読み方からすれば、そのように読めるが、上記各企業に対する信用毀損行為でもある。
ウエブテスト代行なんて言わずに、エントリーシート作成支援とかにとどめておけば良いのに。
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