arret:IPアドレスは本人特定に十分ではない
フランスのパリ控訴院は、2013年10月3日、WikiPediaの記述を書き換えて誹謗中傷を行ったとして提起された訴えについて判決を下した。
訴訟物が何か、記事でははっきりと示されておらず、第1審は商事裁判所に提起されたようである。
ともあれ、Wikipediaを書き換えたことが誹謗中傷に当たるとして、書き換えた者のIPアドレスが被告会社の使用するものであることを根拠に、被告会社の責任を追及したというわけである。
しかし控訴院は、IPアドレスが一致しているからといって、Wikipediaを書き換えたのが被告会社によるものだとは断定できないとして、請求を棄却した。
至極真っ当な判断だということができる。
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