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2013/09/03

event:スマホ・ネットの楽しみ方と注意点 in 函館

消費者支援ネット北海道が主催する道内各地の消費者向けセミナーの一環として、明日、函館で表記のテーマのセミナーを行う。→案内チラシPDF

その下調べを兼ねて、内容を紹介してみよう。

1. スマホ・ネットの色々な使い方
 まずは、最近のスマートフォンやインターネットの様々な使い方を紹介する。といっても特別のことではない。ヘビーユーザなら当たり前のことだが、コミュニケーションツールとしての使い方、特に今一番人気のLINEであるとか、画像や動画の共有、各種SNSを、簡単に紹介する。

2. 最近のネットトレンド
 その上で最近話題となっているのが、ソーシャル機能の充実発展、ビッグデータの利活用、そしてクラウドコンピューティングサービスの発達も紹介する。
 これらはトレンドであるとともに、問題の根っこでもある。

3. 最近の主なネットトラブル
 ここで取り上げるのは、以下の諸点。時間の早く進むネット社会では、「最近」というのが恥ずかしいが。
 1) サクラ被害の拡大・深刻化
 ご存知出会い系サイトなどの有料メール交換サイトであり、サクラを使って顧客に虚しいメール交換を指せるという詐欺手口である。
 このサクラサイトは、決済代行会社を介してクレジット決済が可能となっているところに、問題の複雑化と見えにくさが潜んでいる。
 2) ステマ騒動
 ステマといえば食べログが思い浮かぶが、これは食べログというサイトの問題ではなく、ステルスマーケティング業者の問題である。ここには不当表示や不正競争といった不公正取引問題が第一にあるが、効果も定かで無いようないかがわしい広告手法を売りつけるという問題もあることを忘れてはならない。
 3) スカスカおせち事件とクーポンリスク
 これは通常の債務不履行(不完全履行)の問題だが、クーポン商法が絡むことで一段階複雑さが増す。
 4) コンプガチャ問題
 ネットゲームの収益構造が進化して、ユーザーからお金を取れるようになってきたことの裏側に、射倖性と依存性という弊害が露呈している。問題はコンプガチャだけではなく、フリーミアムのゲームで釣って、課金アイテムの購入のハードルを低くしている点、それに後に出てくる子どもが釣られて親の財布(カード)から金を出してしまう構造になっている点などが問題である。さらに悪質なものになると、目標達成が近くなると確率が悪くなり、場合によっては達成しない仕組みにしておいて、無駄に課金をつぎ込むというサクラ的なところもある。
 5) ペニーオークション
 サイドストーリーとしてほしのあき等のステマ事件があったが、問題はサクラサイトと同様に、落とせそうで落とせない仕組みにしている詐欺的性格にある。
 6) 個人情報抜き取りアプリ
 無料を餌にダウンロードさせ、形ばかりの同意を得て、スマホにある友人知人のデータを取っていく問題。
 7) 子どもの問題
 今までの問題点はすべて子どもにも同様の問題となっているが、特にネット依存、フィルタリングとホワイトリストによる有害情報対策では解決できない問題があること、LINEをツールとした暑苦しすぎる人間関係とそこに潜むいじめや村八分などの危険性、啓発の努力などを取り上げる。

この先は、セミナーでお話することとしよう。

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