cloud Funding:くすみ書房の挑戦
クラウド・ファンディングを使って、札幌の一書店が夢を広げようとしている。
夢と希望を与えてくれる本であふれる「奇跡の本屋」をつくりたい まずは中学生の本棚から
シューティングスターというサイトのクラウド・ファンディング支援先候補となっている「くすみ書房」である。
くすみ書房というのはもともと札幌の西にあった書店で、店舗面積も結構広く、独立系のそこそこ有名な本屋さんだった。
その後、札幌の東の大谷地というところに引っ越してしまい、私の直接目にする範囲にはなくなったのだが、今でもくすみ書房があったビルには、同書店が読書会や著者とのコミュニケーションイベントに用いていたソクラテスのカフェなどが残り、またくすみ印刷という関連企業も残っている。
そのくすみ書房が、昨年には会員組織を立ち上げて、ちょっと変わった書籍通信販売を行っていたが、今年はクラウド・ファンディングに挑戦である。
このブログを書いている時点で、後3日、300万円の目標額に対して82%のところまで達成している。
クラウド・ファンディングといっても純然たる寄付というわけではなく、いわば負担付条件付贈与である。
具体的には、寄付金額に応じてリターンがある。グッズプレゼントとか、とっておきの本プレゼント、茶話会へのご招待、そして本棚プロデュース、店長さんの講演、くすみ書房へのご招待(交通費と宿泊費、図書券付き)などであり、最後のご招待プランというのは、例えば九州から申し込まれたりすると、30万円の寄付額の半分以上がコストになってしまうのではないかと心配になる。札幌在住の私が申し込むと、もう殆どまるまる寄付になるが。
という訳で、コスト計算ができているのか心配な気もするが、とりあえずマイ本棚をプロデュースできるというコースで申し込むことにしょう。
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