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2013/08/18

Hate Speech:日本を褒めすぎ?

例の新大久保の嫌韓デモについて、外国人ジャーナリストがルポを書いている。

NewsWeek日本版:嫌韓デモの現場で見た日本の底力

在日フランス人の筆者は、嫌韓デモが海外に伝えられることで、日本の対外的イメージが損なわれ、日本の国力を削ぎ、尖閣問題でも国際世論を敵に回し、ついでにオリンピック招致にも悪影響があるだろうと、日本のことを心配しながら、デモ現場を見に行ってくれたそうだ。

そこで目にしたのは、醜い嫌韓デモよりも、2500人もの人々によるカウンターデモであり、挑発に乗らない在日コリアンたちであり、警察の適切な警護であったというのである。

筆者は、こうした姿を目の当たりにして、専制的になる中国とは違って日本には健全な民主主義が根付いており、世界に誇れる国であることを再認識したというのだ。

この記事を読んで、どのような感想を抱くものだろうか?

私は、ちょっと日本を褒め過ぎで、褒め殺しかと疑いたくもなり、落ち着かない気分にさせられるのだが、それでも素朴に嬉しいと思う。

昨晩見た緒方貞子さんのドキュメンタリーとともに、日本国憲法前文の以下の一節が思い出された。

われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

ここでいう「名誉ある地位」は、決して軍事力による威嚇や、まして核兵器を保有したり保有できる能力を誇示したり、あるいは卑小なことだが国旗や国歌への拝礼を強制したり、そんなことで得られるものではない。
まさしく日本国民の不断の努力により、平和と民主主義、そして基本的人権の尊重を、国の内外を問わず、実現していこうと努めることによってしか得られないのであろう。

もちろん現実の脅威に対して防衛に努めることは当然のことではあるが。

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