WEB:憲法学者が見た自民党改憲案
Die Zeit Des Recht:憲法学者は自民党改憲案をどう読んだかが面白い。
高見勝利先生をはじめ、憲法の先生たちの赤裸々な評価が吐露されている。
中でも注目したのは、愛敬名古屋大学教授の以下の言葉。
この「不真面目さ」から読み取るべき事柄は、このレベルの改憲案でも党内で合意が出来てしまうという自民党の「変容=劣化」である。
戦後、平和主義の下で日本の経済発展を引っ張ってきたのが曲がりなりにも自民党であったことは疑いもない。その裏で数々の疑獄事件や各方面との癒着現象があったにせよ、国民の幸福を増大させたことは確かだ。弱者に対する目線も、それなりに優しいものがあったと思う。
にも関わらず、政権交代を経た後の自民党、いや小泉改革によりぶっ壊された自民党といった方がいいかもしれないが、この「変容=劣化」は見るも無残な気がする。
劣化の象徴ともいうべき人たちが、親学推進議員連盟会長であったり、その事務局長であったり、芦部先生の自称直弟子であったり、国防軍の命令に逆らえば秘密裁判で死刑か懲役300年等といったと伝えられる幹事長たちである。
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