Iftar イフタールのおよばれ
イスラム教世界では、現在断食月ラマダンの真っ盛りである。
ラマダンは、日中の断食であり、日没後は食事を摂ることができる。約1ヶ月の断食月の間、毎日の断食明けはお祝い続きのようで、お客さんを呼んだり呼ばれたりが続くらしい。
そんなイフタールの夕べに呼んでいただき、断食もしていないのにごちそうにあずかってきた。
イフタールは、まずナツメヤシの甘い実で、断食を頑張ったねという神様からのご褒美で始まる。
日没の時間は季節によって違うから、仕事が終わってから家に帰るまでにイフタールの時間になってしまうこともあり、通勤バスの中で誰かがナツメヤシを乗客に振舞ったりするらしい。
その後、食べきれないほどのご馳走。ご招待主のエブルさんが存分に腕をふるい、ただしラマダンだけに味見なしで、幾つもの大皿を並べた。
人参のサラダ、ナスやズッキーニの皮にピラフを詰めたもの、鶏肉とチーズとお芋のグラタン、ご自分で焼いた、ケーキのようなパン、パスタが混じっている味ご飯、サラダなどなど。
当夜は日本人ばかり7人がゲストで、エブルさんご夫妻と、時節柄の政治の話、宗教の話、トルコを取り巻く情勢の話、家族の話など、時を忘れて話し込んだ。
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