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2013/06/20

徳島大学の「脅迫」e-mail事件

徳島大学の教授から学生200人に当てて、「レポートを出さないと、命がない」と言う趣旨のメールが一斉送信された。

朝日デジタル:「レポート出さないと命ない」 教授、200人に誤送信

すわ、アカハラ・パワハラのニュースか?と思ったのだが、デジタルリテラシーの問題であった。

この記事で面白いのは、受け取った学生がツイッターで「徳大から殺人予告メールが来た」などとつぶやく「騒ぎ」となったという書き方と、それにひき続いて徳島大学が「メールを削除した」とある部分。
ツイッターで噂になったとしても、大した騒ぎとは言い難い気がするし、メールの削除っていうのも意味が分かりにくい。送ったメールはもはや削除はできない。一斉送信の仕組みによっては、予めサーバーに登録したメールを送信先に配信するシステムで、サーバーに登録したのを削除したということなのかもしれないが。

で、なんでこうなったかというと、50代の教授が60代の特任講師に、受講生への一斉送信のやり方を教える過程で作ったダミーメッセージが、間違いで本当に送られてしまったというのが真相とのことだ。

まあ、メールのご送信では、私もだいぶ苦い思いや痛い思いをしてきているので、このお二人を非難できたものではない。

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