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2013/05/16

bankruptcy:NPO法人大雪りばぁねっと。

NPO法人大雪りばぁねっと。が破産手続開始決定を受けた。

ANNニュース:被災者を解雇のNPO破産 “不適切支出”の指摘も

なかなか香ばしい見出しを付けられたニュースだが、ぐぐってみると、さらにこのNPOには色々な事件が報じられていた。

旭川市のNPO法人「大雪りばぁねっと。」は10日、東京地裁に破産を申し立て、15日に破産手続きの開始決定を受けました。負債総額は5億6000万円です。りばぁねっとは山田町からの委託を受けて復興支援事業を行っていましたが、昨年度の事業費7億9000万円を年度途中で使いきり、被災者ら約140人を突然、解雇。その後、5億円に上る不適切な支出も指摘されています。山田町は17日に開かれる臨時町議会の議決を経て、りばぁねっと側に事業費の返還を求めて提訴する考えでしたが、今回の破産を受けて岡田代表への損害賠償請求のみ行う方針です。

GWの頃には、この問題に関連して町議会の解散請求(リコール)が試みられていた。
岩手日報:町議会リコール有効署名は3900人分 山田・NPO問題

 このリコールの主催者に対するインタビューがトゥギャられている。→「ふるさと山田の未来を考える会」インタビュー記録(2013年3月31日)

NAVERのまとめもある。→「大雪りばぁねっと。」3億円使途不明金

今年の1月の段階では、山田町議会に百条委員会も設置されるというニュースがあったが、その後、なぜか取りやめられている。
その代わりというわけではないが、山田町に第三者委員会が設置されて、今年4月2日付けの調査報告書概要pdfだけ公開されている。

破産手続の中で、りばぁねっと。の全資産が洗い出され、財産隠しなどがあれば返還を求め、さらに違法行為が明らかになれば損害賠償も請求することが期待できる。
今検討中の、行政庁が早期に破産申立をすれば悪質商法の業者が倒産して逃げられるかどうかのケーススタディ素材としても、興味深いかもしれない。

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コメント

北海道の何とかはサケをとるとよくききましたが、NPOもですか。
何とかはなんでしょう。
センセ、DM頂戴。
当たったら、何かあげるわ~♪♪

投稿: bamboo | 2013/05/16 08:10

雇用創造事業・・この事業、私もNPOでやったことがあるが、結構縛りが多くて確か50万円以上の物品の購入が認められていない・・

だからリースでとのことなのだが、今回の場合リース会社に身内の人間を立てて実質、購入と同じ事をやっていたという悪質なケース!

事業実績の無いNPOに8億もの契約をしていた自治体の責任も重いのだが・・・
多分、委託金の回収は難しいだろう!

詐欺で刑事罰しかないのでは?

投稿: 毛沢山 | 2013/05/16 09:16

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