« arret:権利濫用新判例 | トップページ | arret:イレッサ薬害訴訟最高裁判決 »

2013/04/13

fraud:お年寄りをナメるな

新名称募集中のお年寄りを狙った劇場型詐欺、これに騙されたふりをして犯人をおびき寄せ、逮捕に協力した69歳がニュースになっている。

だまされたふりで2度の逮捕に協力

オレオレ詐欺に始まる振り込め詐欺系統がはびこるのは、当然ながら検挙リスクが低いことによる。

口座を用いた振り込め詐欺に対策が進むと、今度は口座を使わない単なる詐欺に手口が移行してきたが、それはかえってリスクを高めることにもなる。上記のような動きは、そのリスクを高めることで効果的な詐欺対策となるものだ。

もちろん、問題点はある。
・詐欺犯をおびき寄せるということで捜査協力者にもかなりのリスクを負わせることになる。上記のケースは金を受け取る係と捜査協力者が実際に接触したところで逮捕となったようで、テレビドラマまがいの危険な行為ともいえる。
・捕まるのは結局下っ端、事情を可能な限り知らせないで使える受け取り役に過ぎず、詐欺を実際に働く者に捜査の手が伸びるのは難しいのではないか。

ただいずれにしても、これらの問題点が改善されて、詐欺が割に合わない犯罪と身をもって知らしめるようになるには、オトリ作戦が有効であることは間違いない。少なくとも「怪しいと思ったら無視」ではなくて、「怪しいと思ったら通報」ということから始める必要がある。

|

« arret:権利濫用新判例 | トップページ | arret:イレッサ薬害訴訟最高裁判決 »

生活雑感」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/31412/57161255

この記事へのトラックバック一覧です: fraud:お年寄りをナメるな:

« arret:権利濫用新判例 | トップページ | arret:イレッサ薬害訴訟最高裁判決 »