event:シンポジウム「DV被害者はなぜ救われないか」
日弁連法務研究財団の下で行なってきた共同研究の成果報告のため、下記のようなシンポジウムを実施します。
参加無料、申し込み不要ですので、お近くの方でお時間のある方々は是非おいでください。
日時 2013年4月22日18時より
会場 弁護士会館2階 クレオBC
東京都千代田区霞が関1-1-3
参加無料・事前申込み不要
ドメスティック・バイオレンス(DV)問題は,DV防止法制定から10年を経過した後も依然として深刻である。この問題は日本のみならず世界各国でも深刻な問題と捉えられており,様々な対策が取られている。
本シンポジウムでは、日弁連法務研究財団の法務研究基金から助成を得て行った外国立法調査および日本国内の調査結果をふまえて,被害者救済の実効性を高め,DV被害を防止するために、DV防止法および行政施策の改革の方向性を明らかにする。
司会 手嶋 昭子(京都女子大学)
報告者
井上 匡子(神奈川大学) 町村 泰貴(北海道大学) 立石 直子(岐阜大学)
矢野 恵美(琉球大学) 松村 歌子(関西福祉科学大学)
なお、このシンポで報告する研究を取りまとめた報告書も近日発売です。
アマゾンにて絶賛予約受付中。
目次は以下の通り。
序章 問題提起
第1章 DVの哲学的位置づけ
第2章 DVと民事手続
第3章 DVと刑事手続
第4章 行政と長期的支援の仕組みの構築
第5章 比較法調査
(フランス、スコットランド、スウェーデン、フィンランド、ドイツ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)
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