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2013/03/10

Book:ビブリア古書堂

ビブリア古書堂の事件手帖を読んでしまった。



この作品、メディアミックスでコミックにもテレビドラマにもなっている。コミックに至っては、漫画家の異なる二つのバージョンが同時進行していて、栞子さんだったら25年後くらいから喜んでその事情をお話してくれることだろう。→comic:ビブリア古書堂

テレビは剛力彩芽主演のドラマなので、当然ながらヘアスタイルは短髪だ。
それに、最初は入院中の栞子さんから始まる原作・コミックで、そのシーンにもファンが多そうで、店舗で出会ってしまうテレビとはイメージが違うとか、栞子さんの妹がなぜか弟に変わっていたりと、原作から入った人のイメージを裏切る感じがある。

しかし、テレビから見た私としては、かなりの部分でネタバレエピソードだったとはいえ、大満足だ。剛力彩芽とAKIRAのイメージ、それに高橋克実の志田さんや安田成美のお母さん智恵子さんも、作中のそれぞれの人物に顔が思い浮かんだ。

シーンとしては、ドラマでは重要な場所である甘味処が原作に全く無いので、原作を読み始めてから逆にドラマに違和感というか、別の作品になったような気分だった。

法律ネタ的には、本を盗んだり、善意の第三者を介在させたことにするロンダリングがちょっと出てくるくらいで、基本的には法的紛争を起こさない人たちの話だ。

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