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2012/10/12

politique:日本の政治家たちの姿

もういい加減にしてくれませんか、という感じだ。

日本の法務大臣は、なんと、暴力団幹部の結婚に際して仲人を引き受けたという御仁である。
他方、東京都の知事は、日本国憲法が無効であって、戦前の大日本帝国憲法が今でも有効だと主張する御仁である。

その石原都知事に媚び売って、憲法破棄を求める請願とやらに賛成した御仁もいる。以下の都議会議員たちだが、彼らに投票した人たちは今、何を思っているだろうか?

「民主党を離党した栗下善行・柳ヶ瀬裕文両都議と自民党を離党した野田数都議の3名」

民主党に投票した事自体、騙されたと思っている人も多いだろうが、その中でもこの二人に投票した人は、心中いかばかりであろうか?

読売新聞に掲載された「憲法破棄が持論の石原知事との関係に配慮して賛成したが、軽率だった。引き続き日本維新の傘下に入ることを目指し、今後はすべての指示に従う」を読んでも、もう情けない人という印象しか浮かばないのだが。

さて、日本の法務大臣がヤクザとつながりがあるとか、結婚式の仲人を務める中だとかいうのは、ほとんどフランシス・コッポラかビートたけしの映画の世界であろう。こんなことが放置されていれば、世界中から日本政府とヤクザとのつながりを疑われる。
ただ、宴席に参加したり仲人になったのは30年前の話ということだが、その後はどうなのだろうか? そのあたりはやや疑問を残している。

ともあれ、誰かを大臣に任命するときには、よく調べてからにしてもらいたい。最近のソフトウェアみたいに、とりあえず売りだしてからバグレポートを見て改良しようという姿勢は、責任ある地位に全くそぐわないので止めてもらいたい。

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