Book:ソロモンの偽証by宮部みゆき
今朝の寝不足の主因がこれ。
この同年生まれの女性作家は、サラ金被害者を軸に据えた火車 (新潮文庫)以来、読み続けているが、いつも期待を裏切らない。
このやたらと分厚く、しかも三巻もあるボリュームに、さすがにちょっとためらったが、読み始めるとぐんぐん物語に引きこまれてしまった。
事件が始まるまでに、人物紹介的エピソードがかなり長く続くのだが、それらも大事な伏線、というか物語の構成要素であり、しかも学校内いじめが世間の話題を集めているちょうど今日この頃の興味を引き付ける。
分厚いので携帯するのが骨だったが、一応旅のお供に。電子書籍で読めたらいいのにと、ちょっとだけ思う。
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