ご注意を! 劇場型詐欺で1億2000万円余りを騙し取られる

NHKニュース：社債投資かたり1億円余詐取

70代女性が劇場型詐欺で1億2000万円を騙し取られた。
手口は太陽光発電会社の社債を買うと値上がりするというものだ。

劇場型詐欺の常套手段として太陽光発電会社のパンフレットが送られており、会社が上場して価値が上がれば数倍の値段で買い取ると言われて信用したという。

このケースでは、銀行振込を使っていないので、振り込め詐欺救済法による口座凍結によることはできない。詐欺師が実際に自宅に来て、現金を数回に分けて持っていったというのである。この遺留品や監視カメラの映像などから、犯人を探知していく通常の警察捜査による他はない。

消費者被害の救済には、民事と行政の両面からの法執行が必要だが、警察の役割も重要ということを改めて思い出させるニュースである。