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2012/07/06

Appストアに初のマルウェアが登場

アップル「App Store」初のマルウェア、Kaspersky Labが発見--「Google Play」にも同一アプリ

CNETの上記記事によれば、問題のアプリはFind and Callといい、以下のような動作をするという。

同アプリはユーザーに電子メールアドレスと電話番号の登録を求めた後、ユーザーの電話帳から友達を見つけると申し出る。その後、電話帳のデータはキャプチャされ、リモートサーバに送信される、とKasperskyは述べた。

 その後、Find and Callはユーザー本人が送信したように偽装したテキストメッセージをユーザーの連絡先に大量に送りつける。テキストメッセージには、同マルウェアをダウンロードするためのリンクも含まれている。

 Kaspersky Labのレポートには、「『From(差出人)』フィールドにはユーザーの携帯電話番号が含まれている。言い換えると、人々は自分が信頼している差出人からSMSスパムメッセージを受信することになる」と書かれている。

 「iOS」版と「Android」版の両方がユーザーのGPS座標もリモートサーバにアップロードしていた。同アプリは、ユーザーがソーシャルネットワークや電子メール、さらにはPayPalの情報まで入力できるようにしていた。

これ読んで、Facebookをやっている人はピンと来るだろう。FBでのソーシャルゲームは、その多くがユーザーの友だちリストに勧誘を仕掛けるため、基本データの取得を許可しろと求めてくる。大体FB自身が、友だち検索でメールアドレスを使ってプロバイダの友だちリストやメールボックスに来た他人のアドレスを取得し、勧誘を広げようとする。
こうしたやり方に「そういうものだ」と思わされたユーザーは、上記のような悪質目的の情報収集にコロリと引っかかることになる。


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