Book:ゴッホは欺く
相変わらずの素晴らしいストーリーテラーぶりを発揮するジェフリー・アーチャーの一作だ。
少し前に流行った古美術ミステリー・サスペンスをアーチャー流にやるとこうなる、というところか。
内容は絵画取引のプロが悪い収集家の謀に対抗しようと命がけの活動をするというものだが、チャウシェスク政権の暗部が絡んできたり、色々と興味深い味付けが施されている。
また、物語は9.11のアタックが重要な起点となっており、あの航空機テロの直後に訪米して色々と苦労をしたことを懐かしく思い出した。
昨日と一昨日は、この本のせいで寝不足である。
| 固定リンク
コメント