Book:『舟を編む』を読む
三浦しをんさんの本屋大賞に輝いた一作、GWにゆっくり読もうと思ったのに、昨晩、一気読みしてしまった。おかげで今日は寝不足である。
それくらい面白かったのだが、若干の違和感もあった。
物語の展開は飛び飛びで、なんとなく大河ドラマの総集編か、連続ドラマを出張でしばらく見逃した続きを見させられているような気分にちょっとなった。辞書づくりという気の長い話が題材だけに、展開の速さというか、突然数年も飛んでしまうところが何箇所かあって、それが違和感を読んだ。
魅力的なキャラクターももっと活躍しているはずなのに、それが飛ばされてしまったような気分である。いずれスピンオフ作品が出てくるのだろうか?
もう一つ、パソコンは使わんのでしょうかと言う点が気になって。用例収集カード? 見出し語の抜けがないか1ヶ月もチェック? エクセルくらい使えよと、メールは使ってんじゃないかと、ちょっといちゃもん付けたくなった。
でも面白かった。
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