BOOK:クラウドコンピューティングの法律に言及
岡村先生の編集にかかる下記の本に言及したブログ記事があった。
【本】クラウドコンピューティングの法律 ― 信じることさ、必ず最後にパブリッククラウドのリスクに目を背けない法務パーソンは勝つ
ここでは、「海外のクラウド本(たとえばこれ)などを集めてはいたものの、ここまで知りたい各論が書いてある本は刊行されていません。・・・もうちょっと刊行が早ければなお有難かったというのが本音(笑)。・・・これから加速度的に問題視されることは間違いないこのタイミングで出版されたのは、商業的にはむしろ「タイムリー」と言うべき」と評価していただいている。
加えて、特に類書にまとまった記述がない部分として
第10章 パブリッククラウドと内部統制およびその保証(丸山満彦)
第11章 クラウドと裁判管轄、準拠法(町村泰貴/岡村久道)
第14章 諸外国の機関とEUの動向(新保史生)
が挙げられており、その中でも特にまるちゃんの担当部分については「上場会社における財務報告に係る内部統制の区分・フレームワークに沿って整理されていて、会社法・金商法対応実務にも即役立つ」とか、「米国公認会計士協会によるTrustサービス(セキュリティ・オンラインプライバシー・電子認証局に関する基準に適合している旨の報告書を発行するサービス)の紹介なども参考になります」とか、「パブリッククラウド事業者に対して行われる「独立第三者による監査報告書」を利用する際の考え方については、・・・大変勉強になりました」と、大絶賛であった。
岡村先生の編集能力は、これまでも良かったが、ますます磨きがかかり、またまるちゃんの能力の高さも遺憾なく発揮されたというところであろうか。
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