media:これが講談社・週刊現代の謝罪広告だ(by 中田宏)
中田宏・元横浜市長のブログ(ブロゴス転載分)に、下記のような記事が掲載された。冒頭を引用する。
講談社発行の『週刊現代』1月28日号に次のような謝罪文が掲載されました。 「謝罪広告 当社発行『週刊現代』平成19年11月10日号、同月17日号及び同年12月1日号において、中田宏氏が看護学校生に対してわいせつな行為をしたかのような印象を与える記事、支援者と癒着して公金を横領したかのような印象を与える記事、及び、海外出張をさぼってキャバクラで遊んだかのような印象を与える記事を掲載しましたが、これらの内容は事実に反するものでありました。ここにお詫びいたします。株式会社講談社」
実に潔い態度だと思っていたら、ブログ記事を読み進めるうちに、なんだこれとなった。
「山本五十六の真実」という記事の最後に付け加えられるように紛れていました。したがって、山本五十六の記事を最後まで読んだ人しか目にしないものです。
名誉毀損をした雑誌を、そのことが話題となっていることから購入して確かめるというのでは、名誉毀損記事を載せた媒体の思う壺なので、後で図書館ででも確認すれば良いのだが、取り敢えず中田さんによれば上記のようなことである。
特集記事と電車中吊り広告とで散々扇情的に扱っていながら、謝罪広告となればこの扱いかと、多くの報道被害者と同様に中田さんも嘆いている。
しかし、世の中、デジタル化時代である。当の中田さんも、ツイッター経由で上記の謝罪広告を知ったという。それがブロゴスに転載されたブログにより、さらに北の大地にも届いた。
改めて、このブログも講談社流謝罪広告の情報を世の中に伝達する一端を担いたいと思い、この記事を書いた。
世の中は、だんだんと恣意的に情報を隠すことが難しい時代になってきている。まあもとから人の口に戸は立てられないとかいう言葉もあったわけだが、「王様の耳はロバの耳」の逸話はネット時代・クラウド時代に再評価されるべきだ。
これに苦々しい思いをする人々は、検閲と秘密保護法強化で対抗しようとするわけで、その方向には敏感にならざるを得ないが。
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コメント
青葉区では相手にされないヤツですがね。
投稿: 酔うぞ | 2012/02/01 09:59
まあ問題の焦点はそこじゃないから。
投稿: 町村 | 2012/02/01 11:21
政治的にどうかという話と、性的なスキャンダルのでっち上げの可否とは別問題ですからね。
投稿: 小倉秀夫 | 2012/02/01 13:15