news:モルディブでスパ禁止令
モルディブ共和国では、観光資源ともなっているスパを全面的に閉鎖するよう大統領が命じたとのことで、大騒ぎになっているらしい。
CNN:モルディブの「スパ禁止令」に観光業界反発、背景に政争
禁止の理由は、売春の温床となっているからというのであり、なんだかどこかで聞いたような話である。
ソープランドは売春の温床だといって、全公衆浴場に閉鎖を命じるようなものかもしれない。
その煽りを食ったのがリゾート業界。宿泊費の他にスパ・マッサージで稼ぎ出しているので、大統領命令にも従わずに営業を継続し、観光省も例外扱いを検討しているとのこと。
しかし背景事情は複雑そうだ。
ナシード大統領は、「より寛容な」イスラム教を求めるリベラル派だが、野党の要求に応じる形で先週、国内1200の島にあるすべてのマッサージ施設やスパなどの閉鎖を命令した。ただしその背景には「スパの営業や観光客へのアルコールと豚肉の販売に反対している野党指導者の一部が実のところは、国内有数のリゾートを経営している」(大統領府)という矛盾している実態をあぶり出す狙いがあるようだ。
それはともかく、モルディブ共和国をグーグルで見ると、環礁としてかろうじて残った陸地である。
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ここに、上記記事によれば35万人が住み、80万人もの観光客を毎年受け入れているという。一生のうち、一度は行ってみたい場所だ。
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