auction:ヤフオクを通じた公売、警察も利用へ
asahi.com:放置車両、ヤフオクで売ります 宮城県警が違反金対策
ヤフーオークションを通じて、違法放置車両を競売し、その売上を放置違反金の未納に充てようということである。
かねてから公売にオンライン・オークションを活用する例は見られ、むしろ自治体レベルでは活発に用いられて成果を上げている。
こちらのヤフオク官公庁オークションのページを開いてみると、農地が3件ほど出品されている。加古川とか、京都とか、埼玉とか。
このランキングのページを見ると、2010年だが、どのような品物が売れているのか、どの自治体がもっともよく利用しているのかということが一目瞭然だ。
動産出品数トップが福島県会津若松市、不動産出品数トップは福島県猪苗代町、自動車出品数トップは福岡県とのこと。
ここに警察が、大量の差押車両を携えて参入してくると、ますますオンライン・オークションの幅が広がるかもしれない。
一応司法の一翼ともいうべき警察が参入することで、司法の本体たる民事執行部門が参入しやすくなることは間違いない。あとは、参入するかどうかだ。
取り敢えず動産からやってみてはどうか?
民事執行法第百三十四条 執行官は、差押物を売却するには、入札又は競り売りのほか、最高裁判所規則で定める方法によらなければならない。
最高裁規則でオンラインオークション利用を書きこめばそれで済むのだし、動産で上手く行けば、不動産にも応用できるかもしれない。先行事例は公売でたくさん蓄積しており、その具体的方法も一から考えなくて済むのだ。
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