nuk:横浜市は明日から放射性物質入汚泥を海面投棄するらしい
井上さくら横浜市会議員のブログによれば、「全国初!放射性廃棄物を海面投棄する「南本牧処分場」への下水汚泥焼却灰処分、キケンがいっぱい。」という。
南本牧処分場とは、海面の埋立によりあらたな埠頭を作る現場であり、埋立の対象区画と他の海面とは分離されているものの、普通のゴミのように汚泥を投棄すれば、埋立対象区画の海水が余り、それはポンプで汲み上げて浄化して海に放水するという。しかしその浄水がセシウム等の放射性物質を取り除くという話は書かれていない(この点は後述)。
放射性物質の濃度が埋立の安全基準内だというのが海面投棄の根拠のようだが、海面を埋め立てることを想定した安全基準ではないとも指摘されている。それを無理やり応用して「安全だ」と言っているというのが井上議員の指摘。
何よりも、この埋立の方針は9月9日に突如発表(PDF)され、その6日後にもう埋立を開始するということらしい。
市民に説明したり、議論の余地を認めたりしようという発想は全くないらしい。
なお、処分場から排出される海水の浄化には、ゼオライトを使って放射性セシウムを吸着させるという方針も、13日の市議会で明らかにされた。→東京新聞:ゼオライトで浄化へ 南本牧処分場に埋め立ての焼却灰
安全評価書pdfも参照。
この評価書の中では、一応、上記の指摘と同様に国の基準が海面投棄も跡地利用も想定しないで作られているものであることを前提にして、個別に安全性を評価して長期的な影響も考慮した上での評価ということになっている。
そうであるなら、この評価書の内容を市民に公開し、パブリックコメントや、ヤラセのない公開シンポなどを行い、せめて市会議員さんくらいには納得をさせてから実施に移すべきであろう。
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コメント
確か、ゼオライトの中のモルデナイトのほうが吸収率が高いと聞いたけど(間違いだ当たらごめんなさい)、どの種類だったか公表していませんね。
投稿: tamahk | 2011/09/14 23:31
橋下大阪府知事といい、国政より地方の方が、「市民に説明したり、議論の余地を認めたりしようという発想は全くない」態度が著しいような気がします。
原発利権・癒着にしても佐賀県知事のようなことがありますし。
どうしても監視がゆるいからでしょうか。
ですから、どうも手放しで「地方主権」を称揚する気になれないのです。
投稿: 徳岡宏一朗 | 2011/09/15 09:13