Bankruptcy:サラ金準大手だったSFコーポレーション破産
三和ファイナンスから商号変更したSFコーポレーションが自己破産した。
負債構成が凄い。帝国データバンクによると、負債は、過払い金債務約1865億円を含む約1897億円。
98%が過払い金返還債務である。
破産管財人は鈴木銀治郎弁護士。
財経新聞の記事によれば、三和ファイナンスは前歴もまた凄い。
2007年4月には、金融庁が複数の店舗での違法な取り立てなど、全社的に法令順守意識が欠如していたとして、全店舗に対して43日から66日間の業務停止を命令していた。
日本振興銀行から三和ファイナンスの顧客向けに債権譲渡を受けた旨を通知。動向が注目されるなか、同年5月には再度、金融庁からの行政処分
同年9月には、かざかファイナンス(株)(現ネオラインキャピタル)の傘下に入り、再建を図っていた
破産手続開始決定書付きの管財人声明pdfが同社のWEBに掲載されている。
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