LSAT:法科大学院向け説明会
いわゆる法科大学院適性試験の実施団体による法科大学院向け説明会が開催された。
既に概要は公益財団法人日弁連法務研究財団のPDFでも公表されている。
今年の実受験生数は、7249人、うち法科大学院受験資格を有する受験生は7211人である。
今年の法科大学院入試に挑戦するのは、この人数ということになる。実はこれまで2つの団体が適性試験を実施してきたので、両方の重複を除いた実受験生数というのは明らかではなかった。ただ、ほとんどの受験生は大学入試センターDNCの適性試験を受けるであろうとの想定のもと、DNCの受験生数を実受験生数としてきただけである。
そのDNCの受験者数推移はDNCのページにまとめられている。それに、今年の受験者数を加えてみよう。
2003---35,521
2004---21,429(-14,092=約40%減)
2005---17,872(-3,557=約16.6%減)
2006---16,680(-1,192=約6.7%減)
2007---14,323(-2,357=約14.2%減)
2008---11,870(-2,516=約17.6%減)
2009----9,370(-2,500=約21%減)
2010----7,909(-1,461=約15.6%減)
2011----7,249(-660=約8.3%減)
受験者数の現象は目を覆わんばかりだが、法科大学院の数が73校で、1校あたりの受験者数が初めて100人を割った。
今年の減り方は、やや鈍ったと見えなくもないが、2006年の減り方よりは高いパーセンテージであり、現象が底を打ったということも出来ない。
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