Book:謎解きはディナーの後で
今年度の本屋大賞に輝いたこの本だが、色々な先行作品のコラージュのような印象だ。
以下続きにはネタバレもある。
まず設定として思い浮かぶのが、筒井康隆の富豪刑事であり、特にそのテレビ化されたバージョンで主人公が富豪の娘となったのが想起される。
そしてミステリーのスタイル自体は、謎を抱えた当人に対して第三者的な観察者が話を聞いてズバリ答えるというもの、いわゆるアームチェア・ディテクティブである。
そしてその名作といえば、アイザック・アシモフの黒後家蜘蛛の会シリーズだ。
この作品のヘンリーと『謎解きはディナーの後で』の執事のイメージとは全く異なるし、ヘンリーが解く謎のバラエティは軽いものから重いものまで多数に及ぶ。共通点はアームチェア・ディテクティブものというジャンル性だけだ。
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投稿: 買取コレクター | 2011/06/03 00:43