さすがFrance>CRSがワインやビールを飲めなくなって物議
さすが、フランスは違う。
Europe1:Les CRS privés de vin rouge et de bière
学生のデモの規制に当たるCRS(国家警察で、まあ機動隊みたいなものか)が、仕事の合間の昼食にビールを飲んでいた写真がマスコミに取り上げられ、CRSの指令局が昼食時にビールや赤ワインを飲むことを禁ずるとの通達を出した。
(なぜかわざわざvin rougeとある。白ならいいのかな?)
実はそれまで、仕事の合間の昼飯にアルコールはオッケーだった。
"Les boissons de 2ème groupe, c'est à dire les boissons fermentées non distillées telles que le vin, la bière, le cidre, le poiré, les vins doux naturels, ne sont autorisées qu'en accompagnement des principaux repas"
1989年のこの通達、要するに食事の飲み物としてでなければ、ワインやビールやシードルのような飲み物を飲んではいけないということだ。食事の飲み物としてであればよかったのだ。しかし、普通に瓶ビールをラッパ飲みしている姿が顕わになり、勤務中は一切禁止ということになった。
今回のこの通達(正式には組合への提示ということらしい)に、CRSの組合からは反発が出ている。勤務中には呑まないのが普通で、このように禁止するというのは過剰規制だというわけ。
デモ隊の規制に当たる警官というのは、テレビで見る限り、結構手荒にデモ学生を棒みたいなので殴りつけたりしているし、逆に殴られたり石を投げられたりしているが、昼休みにはちょっと一杯引っかけていたということだ。
日本のお巡りさん、飲酒運転や痴漢はする人がいるけど、勤務中にビールはやらないのじゃないかな。
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