article:法学教室2011-4「リーガルリサーチ入門」
新年度の法学入門シリーズに、リーガルリサーチ入門を寄稿した。
この特集号には、「高校から大学へ、入門から専門科目へ」という鼎談も面白く読めるのだが、条文、判例、学説をそれぞれ学ぶという記事の後に、「条文・判例・学説を調べる」と題してリーガルリサーチ入門を書いている。
最近はオンラインで、しかも無料のデータサイトを使って、かなりのところまで行けるようになった。
言うまでもなく、法令データ提供システム、判例検索システム、そして各種のリボジトリ(例えば北大の場合はHUSCAP)がある。
これに、法科大学院発足以来進化を続けている民間データベース・雑誌電子化の流れがあり、紙媒体による文献・判例検索はだんだんと廃れていく過程にある。
そんな中で、上記の入門では、一応紙媒体をベースとしつつ電子媒体も紹介するというスタイルだ。少なくとも判例集が紙媒体でまず出て、その電子化による提供という形をとっている以上、紙媒体の判例集の理解は欠かせないからだ。
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コメント
手元にあったのですが、中身を見ていなかったので
今、気が付きました。
私のような会社で法務担当者の者の仕事でも(だから?)
「リーガルリサーチ」は大切なので、再確認という
意味でも参考にします。
投稿: はる | 2011/04/04 12:47
お目汚し、失礼
投稿: 町村 | 2011/04/04 13:09