締切を1年も間違えた!
非常時に脱力系の話題で恐縮だが、衝撃的だったので書いておこう。
昨年夏にある分担執筆の依頼を受けて、締切が随分近かったのだが、とにかく引き受けた。
その後締切が過ぎても一向に催促がなく、忘れたわけではないが後回しにしていた。
年が明け、年度末が近づき、とにかく滞貨を少しでも片付けようと頑張って原稿書きをしているうちに、この分担執筆も書き上げ、締切から4ヶ月も過ぎたことを詫びる文言とともに編集者に送った。
入稿してもウンでもスンでもないので変だなぁと思っていて、やがて旅行の予定が近づいたので、もし校正刷りが来るなら急ぐようにと、逆催促のメールを送った(こんなことは生まれて初めてである)。
ところが・・・
今日、その出版社の編集者からメールをもらい、担当編集者が体調不良のため入院し、引き継いだという。
それはよいのだが、その次が驚きだった。
本書については、休暇をとるにあたり引継ぎを受けていませんでしたので、刊行計画等を確認しましたところ、原稿締切が今年の10月末、刊行予定が来年2012年3月となっています。
まだどなたからも原稿は届いておらず、編集実務も取り掛かっていません。
え゛!
今年の秋の締切ってこと?
締切を1年、間違えたのか!
原稿を送ったので、編集者から依頼状などは既済書類の山に埋もれて確認するのも困難だが、そうだったのか〜。
半年以上先では、状況も変動しているかもしれず、リライトが必要であろう。
うーむ、他の原稿の編集者の皆さんになんとお詫びしたらよいか・・。
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コメント
私も,結構早めに原稿を書く方です(ここまでは早くないですが(^_^))。
ちなみに,某社の「注解民事訴訟法」の原稿を,結構早めに書いて出版社に送ったのですが,それから相当長い年月が経過しましたが,いまだに,うんともすんとも言ってきません(^_^)
某社の某法律のコンメンタールの原稿も,同様です・・・(^_^)ゞ
投稿: 岡口 | 2011/03/12 17:02
すみません、私はきっとお待たせする戦犯の方だと思います。
めぼしいところはあと二つ。
投稿: 町村 | 2011/03/12 18:56
素晴らしい間違い!見習わせていただきます。m(_ _)m
投稿: 池内ひろ美 | 2011/03/19 07:34