子どもたちのためのnetとケータイ
中学生くらいの多感な年代がインターネットやケータイによるネットを自由に使えたら、さぞかし問題が多発するだろうと想像できる。
実際、ネットやケータイがなくとも、古今東西を問わず中学生と高校生の始めぐらいまではギャングエイジであって、親や学校、そして社会は彼らを成長させるのに苦労が絶えないものと相場が決まっている。
しかしだからといってネットやケータイを禁ずるとやってしまえば、一切の成長は見込めなくなる。学校はイジメがあって危ないから家に閉じ込めておくというようなものである。
それに、ネットやケータイを使ってできることは、魅力的なことが沢山あり、それらは決して大人向けというわけでもない。子どもたちだって、年齢に応じて楽しめること、あるいは子どもならではの楽しみ、そして能力を獲得するチャンスが沢山ある。
ではどうすればよいか、ということを今度、ある中学校で、子どもと親や先生たちを聴衆に話すこととなった。
配付資料には、私が公衆送信権を有しない画像等が沢山あるので、ここにアップはできないが、以下のような目次である。
1.ネットワーク社会の楽しさ
(1)最近はやりのネットコンテンツ
a.動画共有・ストリーミング
ユーチューブ
ユーストリーム
ニコニコ動画・生中継
b.ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)
ツイッター
フェイスブック
ミクシ
グリー
モバゲータウン
(2)変わらない人気者たち
a.ゲーム
b.情報発信
ホームページ
ケータイ小説
c.電子商取引
アマゾン
楽天市場
ヤフーオークション
2.ネットワーク社会の怖さ
(1)違法有害情報
ポルノ画像
残酷画像
薬物、ギャンブル、ヤミ金など
(2)SNSとプライバシーのリスク
女子大生アルバイトの悲劇
軽率なつぶやきから中学時代のクラスまで暴かれてしまった。
(3)出会い系サイトのリスク
最近の判決から
出会い系以外のコミュニティサイトでも。
(4)ゲームと高額課金
フリーミアム=無料の甘い罠
クレジット代わりの電子マネー
(5)犯罪者になってしまうリスク
犯行予告
著作権侵害
ネットイジメ
ネット・ストーカー
3.安全安心のために
(1)フィルタリングとホワイトリスト
a.フィルタリング対象
iモードフィルタの制限対象カテゴリ
b.EMAの健全認定の仕組み
コミュニティサイト
表現系
(2)プライバシーリスクを防ぐために
SNSも安全ではない。
公開の掲示板やブログ、ホムペに出せることと出せないこと
節度は人それぞれのポリシーによる
(3)家族と学校の役割
読み書きネットが読み書きそろばんに戻ることはない
デジタルネット社会でいかに生き残るか
自己実現のために
安心安全な子どものためのネットとケータイには、以下のサイトが参考となる。
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