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2010/12/23

news:盗人猛々しいが・・・

ある家に、泥棒が入りました。
物置に置いてある食料を盗みだそうとしているのを家人が見つけて、止めさせようとして乱闘となり、泥棒は大体逃げましたが、激しく抵抗して怪我したり、ひっくり返って足を折ったりしました。もちろん家人の方もケガ人が出ました。

ところが翌日、泥棒の親分が電話をかけてきて、「うちの者がお宅で怪我させられた。ついては治療費や慰謝料を払え」と言ってきました。
呆れた泥棒もあったものです。

しかし、この地域にいる警官は大人しいです。別の地域では、泥棒取締りに拳銃をやたらと発砲したり、確証もないのに悪事を働いていると決めつけて無令状で家に踏み込んだりと、恐ろしい存在ですが、この地域ではどうやら泥棒の親分と話が付いているようです。
最近は警官の中にも自分で泥棒したり、痴漢をしたりする者がいますから、警官が活動的になれば安心というわけでもありませんが、警官が手出ししなければ泥棒はやり放題です。

ちなみに、この家の近所には、泥棒の親分に取り入って悪事を働く愚連隊みたいな家があり、親分も愚連隊の振る舞いには眉をひそめながらも縄張りの一部として守っています。
また、別の近所の家は、やはり泥棒の親分から無理難題を迫られており、本当なら味方になるはずですが、普段あまり仲が良くないのが災いして、団結することもできません。

それになんだかんだと言っても、泥棒の親分にはみんな世話になっていて、正面からケンカするのはどうにも恐ろしいのです。

困った世の中です。

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