市職員全員がTwitterを利用
読売online:佐賀の市、ほぼ全職員でツイッター…行政活用へ
佐賀県武雄市は9月から、職員が簡易投稿サイト「ツイッター」を使えるようにする。職員のほぼ全員にあたる約390人が利用できる仕組みにして、災害情報や不審者情報などの即時発信、市民の行政相談などに活用していきたい考えだ。
この記事には出てきていないが、武雄市といえば、日本ツイッター学会なるものを立ち上げて、市長も、そして県知事までもが設立に登場した市だ。
全職員がツイッターのアカウントを取るということであれば、色々なことができそうではある。市民のみならず、全世界に透明な行政庁内部の意見交換なんてのもよいかもしれない。
もちろん非公開にしたければ、directにやり取りすればよいのだし、適宜ハッシュタグをつけて話題を限ったりすれば経緯もみんなが共有できる。
もちろん写真サイトや中継動画サイトや連携SNSサイトも活用することで、ツイッターを核とする能力を行政のコミュニケーションにフルに活かしてもらいたい。
しかし、そのためには、秘密を要する事項を不用意に公開でつぶやかないとか、複数アカウントを取って適宜使い分けたりとか、かなりの熟練を要するし、オープンネットワークにつきものの荒らしにも付き合っていかなければならないし、市役所内部で自己満足的にやるだけでなく市民を巻き込む工夫も必要だし、結構大変ではないかと思う。
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