Court:最高裁:庁舎7棟すべて耐震基準満たさず
最高裁庁舎については、大法廷見学ツアーなどが常時受け付けられている。
→最高裁判所の庁舎見学
しかしながら、上記記事のような結果が明らかになると、そこに一般人を招き入れて万一地震倒壊となったら責任問題となるというような発想から、見学ツアーは当分中止ということになりやすい。
もちろん常時勤務している職員・裁判官の方が危険にさらされる時間が多いのだが、それは予算の関係もあり、数年以内の耐震工事が行われるまで、運を天に任せて仕事をせよということであろう。
それにしても、コンクリートのお城などと言われ、頑丈さだけが取り柄のように言う、あるいは保守反動、社会の動きに一切ついて行かない頑迷固陋の奇巌城のように言われてきた最高裁判所庁舎だが、「7棟すべてが震度6強以上の地震で倒壊・崩壊する恐れがあり、国の耐震基準を満たしていない」というのでは、案外な脆さである。
脆さと柔軟さとは、むしろ逆の性質かもしれず、そうするとかえって頑迷固陋を象徴するエピソードと言えなくもないか。
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