ADR:パリ弁護士会再建200年記念シンポ
パリ弁護士会では、再建200年を記念して、6月24日から26日に記念式典と記念シンポジウムを開催する。
テーマは、ORDRE ET TRANSGRESSION LES LEVIERS JURIDIQUES DU PROGRÈS
そのうち、25日午前中にADRがテーマとなるセッションがある。
Face au risque judiciaire, l'avocat médiateur et arbitre
「司法の危機に直面して、調停人および仲裁人としての弁護士」
フランスでは、ADRというのをMARCと略称するのが定着しつつあるようだ。
英語ではAlternative Dispute Resolution
仏語ではModes alternatifs de règlement des conflits
AIDSのことを世界で一カ国だけSIDAと呼ぶ国だけあって、世界的なADRという言葉の普及にフランス語圏の意地と根性を見せている。
それはともかく、パリ弁護士会は、もちろんフランス革命以前から存在したが、1790年に革命政府により消滅させられ、それが1810年にナポレオンによって再建された。200年祭は、だから設立200周年ではなく再建200周年なのである。
上記サイトには、東京弁護士会会長のビデオメッセージもある。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 鳥取・河原城(2025.01.03)
- 白兎神社のお参り(2025.01.02)
- Book:准教授高槻彰良の推察2 怪異は狭間に宿る(2022.11.25)
- フランスのコロナ対策とマスク事情(2022.09.11)
- ロストバゲッジ(追記1,2,3,4完)(2022.09.04)
コメント