Greeceと夕張、明日のニッポンか・・・
激しい抗議行動の原因は、IMFとEUから押しつけられたように見える厳しい財政再建策だが、日本人としては夕張の惨状を思い出さざるを得ない。
消費税こそ夕張でアップすることはないが、直接税のアップと公務員リストラによる経済のさらなる停滞は、ギリシャで今後起こるだろう苦境を思い起こさせる。
そして日本国も、また、近い将来、国債の引き受け余力がなくなり、借り換えに限界が来て、破綻が来る。その時、大騒ぎして暴動を起こしても、出来ることは限られている。地道に緊縮財政によって国家財政を再建するか、またはデフォルトを起こし、国債を引き受けていた金融機関が軒並み倒産し、これを再建する公的資金はもはやなく、その金融機関に資金を入れていた内外の企業・金融機関が軒並み倒産ということになる。
一説によれば、5年後だそうだ。
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コメント
民主党は今こそ、ギリシャの例を引き合いに出して、公務員の給与削減を断行すべきなんですが・・・逆に新卒採用の抑制という非正規雇用推進の政策をするようですから、世も末です。
投稿: こう | 2010/05/07 00:49