scandal:民事法情報センターの解散
理事長である香川保一元最高裁判事に1500万円もの貸付をしていたということで有名になった社団法人民事法情報センターが、解散することになった。
この法人が出している民事法情報という雑誌は、最初に就職した大学で創刊号から入れていたため、なんとなく親近感を覚えている。ただし、掲載されている情報は、当時は、他の雑誌に載った情報のダイジェストのみであり、今であれば無料のメールで配信されているようなものだった。
今は、独自コンテンツがあるようなのだが、理事長の随想がかなり存在感を発揮しているようだ。
それなりにお金をかけた内容だろうが、他の民間雑誌でも足りるといえば足りる。
ただ、こういうコンテンツが電子出版で出せないものかと、そのように感じる。
月刊民事法情報は年間の購読料が15000円くらいなので、あの、日経電子版に比べれば格安だ。
もっとも通常の電子版コンテンツと比較すればバカ高いし、紙を出さないと決めればコストは10分の1くらいになるのではあるまいか? それなら、月300円という標準的な値段でも十分儲けが出るのではないか。
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コメント
ここブルーマップを出してる法人なんですよね。無くなると司法書士さんとか困ると思うのですが・・・
投稿: 通りすがり | 2010/04/28 20:16
あまり気にしてませんでしたが、「民事法情報」出してる法人なんですね。一般の判例は、正にダイジェストという感じでしたが、医療過誤裁判の解説は、毎号真剣に読んでいたので、残念です。
投稿: はる | 2010/05/01 21:58
それなりに、重要な内容をもった出版物なのですね。
それならなおのこと、電子ブック化するのがよいのに。
投稿: 町村 | 2010/05/02 05:56