court:証拠保全のデータを裁判所で消去
情けない話ではあるが、現在のレベルでは起こるべくして起こったと言うべきであろう。
毎日jp:福島地裁支部:デジタル記録の証拠消去 原告に1年伝えず
訴訟は、福島県郡山市の医療専門学校を相手に、卒業生の男性(40)が08年3月に提訴した。在学中の02~05年度、同校が無資格教員に授業をさせたとして、授業料など約300万円の返還を求めている。男性は授業の状況を立証するため、同校の教職員出勤簿や雇用契約書、学生の出席簿などの証拠保全を申請。同支部は昨年3月4日、裁判官1人と書記官ら4人が同校に赴き、ハードディスク内蔵型のビデオカメラなどで撮影記録した。
その後、支部職員が私物のパソコンを使い、約90分ある撮影データをDVD2枚に複写・編集する際、「02年度後期出席簿」が映っていた約8分のデータを消去してしまった。同支部は撮影後約1年間、男性のビデオ映像開示の求めに「閲覧に来ても見せられない」と応じなかった。
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