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2010/04/25

cinema:タイタンの戦い

今話題の3D映画が見たくなって、「タイタンの戦い」という映画を見に行った。
しかし、これがダメダメ

もちろん、3D画像の印象は素晴らしく、昔の二重画像を無理矢理見ているという感じがほとんどない出来映えだった。
動きの激しい場面では、映像がはっきりしないような印象を受けたが、それが3Dのせいかどうか分からない。
3D用のめがねを時々外して見たが、字幕はくっきりと二重になって浮き出すように書かれていた。ところが映像は、めがねを外しても二重画像にはなっていなかった。この辺はどうなっているのだろうか?

それで、3D映像をについては楽しめたが、肝心の映画は面白くなかった。

メデューサというわりには弱すぎるだろと。
ゼウスがでてきたが、何がしたいかさっぱり分からない。まるで今はやりのハトヤマみたいである。

ま、ギリシャ神話の神々は全知全能とはほど遠い、人間くさいというか、人間の弱いところや強欲なところを存分に発揮する存在だということもあるが、それにしたって不合理すぎるだろと思わざるを得ない。

主人公も、人間として戦いたいとこだわって仲間を見殺しにした割には、自分が危なくなると結局ゼウス・アイテムを使うんですかと。頭が悪いのではないか。

ということで、3D映像のサンプル画像としては価値があるが、それだけである。

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