Book:高橋宏志・重点講義民事訴訟法・下・補訂第2版
こちらは既に発行され、新年度に間に合った。
次は上巻の改訂であろうか?
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コメント
>次は上巻の改訂であろうか?
私は、4月から「法学教室」で連載開始されている、「上告」が先だと思います(つまり、また下巻の改訂)。
今回の改訂では、最後の「陳述書」が気になりました。気になり「判例タイムズ」のバックナンバーを読んでいる始末です。
投稿: はる | 2010/04/07 09:47
陳述書については、民事訴訟の計量分析(続)で若干分析したことがありました。
高橋先生は弁護士さんが陳述書に消極的だと書かれてますが、そうなのかな?
投稿: 町村 | 2010/04/07 13:13
判タ911号のいわゆる「3大陳述書論文」を見る限り、那須現最高裁裁判官は、最後に「(陳述書も弁論兼和解と同様に)成文法に組み込まれる可能性が高いと考えている。」としながら、(注)で、「書面優先主義に走りがちな日本では」、と危惧しておられます。
高橋教授の「重点講義」の該当部分は、この時の論文+その後の議論を踏まえたまとめですが、発売日に寝る前に走り読みをしただけですので、確かなことは申し上げられませんが、実務的には、反対はしていないとは思います。それ以上に、陳述書乱発の理由の方を気にされている様に感じられました。あくまでも、感じとして、ですが。
投稿: はる | 2010/04/07 14:44
済みません、勘違いしたコメントを書いてしまいました。「弁護士さんが」消極的か?ですね。申し訳ありません。その件については、「準備書面が自白になる可能性」や「依頼人からは相手方の情報を完全には得られないこと」から、弁護士が必ずしも消極的ではないのでは?と感じている様です(「」は、私が要約したものです)。が、そもそも、現実、裁判官が積極的に提出を求めているのでは?とも感じておられるようです。
投稿: はる | 2010/04/07 15:42