twitterがオーバーロード

限度を超えて利用されているわけだが、twitterは一私企業が運営している中央集権型サービスなのである。

このことに改めて気付いたのは、404 Blog Not Foundの#twitter と #blog の一番(大きく|見落とされる)違いを読んだからだ。

これは極めてインターネット的ではない。
twitterのTimelineの集積が、丸ごと引っ越さなければならないという程の情報蓄積かどうかは、まだよく分からないのだが、twitterで築きあげている人脈が一夜にして喪失させられるのは怖い。私はまだそれほどの人脈を築いていないが、twitter内で活動していればそこだけでの知り合いが蓄積してくるだろう。

要するに今のtwitterはニフティか何かのパソコン通信時代のサービスと同様で、そこにアクセスするルートは別にどの電話線を使ってもよいが、コミュニティに入るにはニフティの会員でなければならない、除名になれば一夜にして人間関係が切り離されてしまう、そういう状態にTwitterもあるわけだ。

そういうやり方はスケーラビリティがないというのが村井教授のご託宣だったはずだが、スケーラビリティの面は開放性でカバーしている。

twitter型のサービスは他の事業者もやっているが、そのシェアがある程度均衡してくれば、今のSNS程度には競争状態が回復する。また他のサービスとの相互接続・相互コメントなどが可能となれば、状況も少し変わるかもしれない。
しかしそうなる可能性は限りなく小さい気がする。