vote:期日前投票をしてきた
すると、こんなニュースが・・・。
asahi.com:期日前投票の男性、実は別の選挙区 足立区、誤って案内
足立区は区西部が小選挙区の12区、中東部が13区に分かれており、区内7カ所の期日前投票所では両選挙区とも受け付けている。
こういう紛らわしいことをするから、間違えてしまう。
それに記事にはこう書かれている。
投票終了後に男性が気づき、発覚した。男性が小選挙区の投票用紙に13区の候補者名を書いていれば有効になるが、12区の候補者名なら無効。比例区は政党名を記入するので問題ないという。
13区の候補者名を書いた場合は、選挙権がない選挙区で投票して、それが票に参入されるということではないか。逆に12区の候補者名を書いた場合は全く無効ということで、本来の選挙権の行使という意味ではいずれにしても投票権を奪われたようなものである。
もっとも、さすがに投票台の前には13区の候補者名が記載された紙が貼ってあったのだろうから、投票後まで気付かないのもどうかしているのだが。
ちなみに、私も期日前投票を先ほど済ませてきたのだが、小選挙区はともかく、比例代表と国民審査とは一緒に紙を渡され、それぞれ正しい投票箱に入れなければならない。紛らわしいのである。
もちろん、紙の色が違うとか、立会人が見張っていて間違えそうなら注意をするのだろうが、それにしても思いこみでさっと両方同じ箱に入れてしまったらどうするのか? 投票箱の前で、本当に正しいかどうか、しばし逡巡した。
ほんの少しの手間を惜しんで、誤った投票が発生する可能性をみすみす残しているというのは、公務員にあるまじき態度ではなかろうか。
なお、国民審査の投票用紙には、一番右側に書かれた人が最多得票の罷免票を獲得するというのが、従前の例である。今回、櫻井龍子さんが一番右側に書かれていたので、彼女が最多罷免希望票を獲得するものと思われる。
私は、裁判の現場(司法行政ではない)に長く携わってきた人と、ジェンダーバランスの最後の砦の人とを除き、×をつけた。
小選挙区については、私の選挙区にはわずか4人しか候補者がおらず、一人は公務員改革をやるにも財政再建をやるにも無能であることが確定した人なのでパス、一人はよさこいソーランまつりを主導したというだけがウリの人なのでパス。もう一人は新興宗教団体の候補者でパス。残る一人に泣く泣く投票した。
比例選挙は、政権交代を実現するのには賛成なので与党はパス。かといって大量すぎる得票をあの旧田中派に与えるのも問題がありそうなのでパス。マルクス主義党には二票も入れる価値がないのでパス。その他、泡沫な諸派はパス。となると、伝統的な政党は一つしか残らなかった。
ということで、今回の選挙は決定的に消去法であるし、死に票となることはほぼ確定かもしれない。できれば、冒頭のニュースにあったように、別の選挙区の投票をしたかった。
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