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2009/08/02

politique:青森の世襲はダメだが横須賀はよいの?

自民党の公認調整は色々なしがらみがあって難しそうである。
読売online:津島後継・淳氏の「青森県連公認」を再確認

自民党本部が衆院選青森1区の公認候補擁立を見送ったのを受け、青森県連は1日、公募で擁立を決めた津島雄二・前衆院議員(79)の長男、淳氏(42)を「県連公認」として支援する方針を改めて確認した。

大島理森県連会長「あまりにも理不尽な決定で不公平な決定。『県連公認』として勝ち抜こうではないか」
山内和夫県連幹事長「よその県では世襲でも公認していながら、私どもはだめだという法的根拠はない」と小泉元首相の次男の公認を念頭に党本部の対応を批判
成田一憲・県連総合選挙対策本部長「県連としては麻生首相を含め党本部の応援に対しても受けるつもりはない」
民主比例前議員・横山北斗氏「かわいそうだが同情は禁物。相手が誰であれ全力で戦うつもり」
自民党は宮崎でも分裂含みだが、青森でもそんな気配が漂う。このブログで幾度か取り上げた小泉チルドレンの処遇とともに、あちこちに亀裂が入っているのかなと、そんな印象だ。
asahi.com:自民党が公認候補の擁立を見送った衆院宮崎1区の前職の中山成彬氏は1日、宮崎市内で会見し、「仕方ない。党の方針に従い無所属で出る」と立候補を明言した。一方、宮崎県連が推す前参院議員の上杉光弘氏は「公認が出なかったことも含め、3日に会見を開いて私の考えを言いたい」と述べた。

宮崎の泥仕合に関しては、おそらく自民系の二氏に有利に働くだろう。不人気麻生隠しにはつながるし、競争原理が民主候補を圧倒する小泉劇場のミニ再来が見込めそうだ。

それにしても民主前議員の妙に暖かい発言は何か? 政治家の息子がすんなり公認されないのが「かわいそう」だと評価しているわけだろうか?

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