映画をめぐるcyber-war
そんな様相を呈している。
asahi.com:豪映画祭サイトに再びハッカー攻撃 チケット販売に支障
メルボルン国際映画祭のウェブサイトが1日、再びハッカー攻撃を受け、一時ネットを通じたチケット販売ができなくなった。複数の地元メディアは、米国の中国系住民が主催者側に攻撃の実行を予告していたと伝えている。 同映画祭では中国からの亡命ウイグル人、ラビア・カーディルさんを扱った映画について、中国政府からの上映中止の要請を拒否して上映する予定で、映画祭のウェブサイトは7月末にもハッカー攻撃を受けていた。
その7月末のハッカー攻撃というのがこちらの記事のことであろう。
asahi.com:豪映画祭サイトにハッカー攻撃 中国側が関与か
映画祭のウェブサイトの一部が25日、中国国旗や反カーディルさんのスローガンに置き換わったほか、スタッフに対する嫌がらせのメールも届いているという。
このような攻撃を受けても、メルボルン国際映画祭の主催者は上映を敢行し、カーディルさんにも警備をつけるという。
これが日本の、特に高輪のプリンス系ホテルみたいなところだったら、たちどころに腰砕けとなり、もっともらしい理由をつけて上映を取りやめるに違いない。その結果、上記のような攻撃を行った者たちは味を占めるのである。
これに対してメルボルン国際映画祭は偉い。そしてそうなると、サイバー攻撃など仕掛ける連中のアホさ加減が引き立つというものである。なにしろメルボルン国際映画祭って何、メルボルンってどこって人々でも、興味を呼び起こされる最高度の宣伝効果があるのだから。
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