国センADRの最初の実績
毎日jp:ADR:申請30件、終了5件 国民生活センター公表
国民生活センターのサイトに報告概要のページがあり、報告書PDFも公開されている。
国センは、初年度でも100件、通常年度では200件の申立てを予想してADRの体制を整えてきた。
このペースでは、想定規模に達することは困難な状況である。
全国の消費者相談件数が何十万件もあり、その中であっせん処理をされるのが数パーセント程度はあるということから、少なく見積もっても毎年1000件程度はまともな争いがあり、その中でさらに一部が国センレベルのADRに拾い上げられる予定であった。
しかしまあ、弁護士会仲裁センターも発足当初は微々たる事件数だったが、年数を重ねていくうちに信用も高まり、設置する弁護士会も増加し、それなりの処理件数を誇るようになった。
交通事故紛争処理センターだって、30年前は行けば担当者に会えるし当事者の都合が一致すればいつでもあっせん担当弁護士に予定が入ったが、10年前には予約で2か月先まで担当者にすら会えないという状況になっていた。
国センADRも、20年後には欠かせない制度となるのかもしれない。
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