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2009/07/14

politique:農水省は自民党の味方

asahi.com:農水幹部、民主議員招いた鶏卵大会中止求める 昨年2月

事実関係には争いがないらしい。

大会は08年2月12日に東京都千代田区で臨時に開かれた「養鶏危機突破緊急全国大会」。約400人の養鶏業者が集まった。飼料高騰の影響を受け、経営難に苦しむ養鶏業者への緊急対策の実現を目指す目的だった。卵価交渉を翌月に控え、基準価格の引き上げなどを政府や国会議員に要望した。

 協会の梅原宏保・前会長らの説明によると、大会に先立ち、協会は来賓として従来の自民党議員に加えて、前年の参院選挙で勢力を伸ばした民主党議員らにも配慮する形で招待状を送っていた。内訳は自民4人、民主3人、国民新1人とした。

 大会1週間前の同月6日、農水省生産局畜産部の課長や課長補佐から協会の複数の幹部あてに突然、「大会に何人の議員を呼んでいるのか」「大会を中止してほしい」との連絡が相次いで入った。

 中止要請はその日から3日間にわたり断続的にあった。やり取りの中で農水省側から「大会に野党議員を呼んだため、自民党議員が怒っている」「中止しない場合は(1週間後に控える)牛、豚肉など他の畜産物価格の交渉にも影響する」「大会を中止しなければ卵価予算も切る」などの発言があり、協会幹部が言い返す場面もあったという。

農水省側はこうした中止要請の事実を認めたうえで、協会と自民党の関係が決定的に悪化しかねない事態を懸念していた事情を説明。当時の本川一善畜産部長(現・生産局長)は「3月に予定されていた卵価交渉で自民党議員の了承が得られないという事態になれば、協会のためにもならないと判断した」としている。

さて、政権交代を目前にした今、この本川氏は「卵価交渉で民主党議員の了承が得られないという事態になれば、協会のためにもならない」と判断して「大会を中止してほしい」との連絡をするのだろうか?

なお、続報→農水族「利敵行為」「軽く見ている」 鶏卵大会中止要請

こういうべったり関係が混乱に陥るだけでも、政権交代は意味がある。

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コメント

続報も見ました。
農水省幹部は「ばか」ですが、自民党議員も「ばか」ですね。
一連のやりとりをみると、呆れかえります。

投稿: 603 | 2009/07/15 14:33

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